体験の旅

ものづくりのまち・新潟県燕市の金属加工技術や貴重な作品を展示。工房では、純銅のタンブラーを叩いて模様を入れたり、錫の小皿やぐい呑みのハンドメイド体験ができます。集中して金属を叩くほどに楽しくなり、気分はもう職人！完成した作品での家飲みが楽しみになります。

広いスペースに並ぶのは、鍋、食器、刃物、カトラリー、工具などおよそ1万点。中でもキッチン用品は、産地ならではのお値打ち価格で販売されている商品もあり、掘り出し物に出会える可能性も。世界に誇る「メイドイン燕三条」なので、品質はお墨付きです。地酒や銘菓のコーナーもあり、燕三条のお土産を幅広くチェックできます。

地元出身のオーナーシェフが、燕三条や新潟の魅力を五感で感じてほしいとオープンしたお店。使用される食器は、お皿やグラス、お箸に至るまで燕三条製。食材も、地元農家直送のさまざまな野菜が料理を彩ります。メニューは人気のパスタのほか、ちょっと贅沢なコース料理も。スペシャルなランチをぜひ。

新潟といえば米菓も有名。あのロングセラーおせんべい「ばかうけ」を生み出した栗山米菓の本社には、ワクワクする見学＆体験スポットがあります。体験コーナーでは、直径約25cmの超特大おせんべいを手焼きしたり、約10種類のばかうけパウダーを使って味付けにチャレンジしたりと大盛り上がり。ここだけの限定味のばかうけが買えるショップも必見です♪

たくさん遊んだ後は、くつろぎのお宿へ。こちらは全10室の小さな宿。玄関を入ったところから畳敷きになっており、優しくアットホームな和の空間が迎えてくれます。美肌の湯につかって旅の疲れを癒し、旬の味を数々の料理で堪能。肩肘張らずに、ゆったりのんびり過ごせます。

見ているだけでほっこりする「赤べこ」や「起き上がり小法師」などの張り子人形を作る工房です。会津張り子は400年もの歴史があり、会津の基礎を作ったとされる名将・蒲生氏郷が、産業発展のため京都から人形師を招いたのが始まりとされています。 赤べこの赤は厄除の色、黒白の丸い模様は病が治った跡を表しているそうで、疫病退散の縁起物として大人気となっています。

地元の名産品がそろう道の駅です。お菓子や地酒などのお土産はもちろん、採れたての新鮮野菜や加工品も販売。レストランやフードコートもあるので、ランチやカフェタイムにもぴったりです。広い店内の奥には、なぜか沖縄宮古島コーナーが。聞けば宮古島市は西会津町の友好都市なのだとか。意外な発見のある道の駅でした！

会津の絶品グルメを味わいたい人はこちらがおすすめ。揚げたてのとんかつに甘辛ソースをからめた「キャベツソースカツ丼」は、濃厚な味がシャキシャキのキャベツと相性抜群です。特製ソースで煮込んで卵で閉じた「元祖煮込みソースカツ丼」はまろやかでコクがあり、今までに食べたことのない味！ これはやみつきになりそうです。

創業は1850（嘉永3）年。以来170年以上の歴史を持つ「嘉永蔵」は、重厚な吹き抜けの木造３階建て。今も現役の酒蔵は、無料で見学可能。予約も不要です。
蔵をリノベーションした敷地内のカフェでは、仕込み水で淹れたコーヒーや、大吟醸シフォンケーキを提供。長い歴史を重ねてきた蔵の中で、ゆっくりといただきます。ショップには銘酒がずらり。お店の人にオススメを聞きながら、旅のお土産をゲットしましょう。